マーケティングとかMAとかの前に
ブログを始めてみました。
最近講演の機会を頂いたり、考えたりすることが多く、思ったことをアウトプットしていければと思っています。
講演の機会、ということで
2週間程前の話になりますが、仙台にてMA summit 2017というイベントで講演してきました。
その様子は会社のブログ
仙台の中心(?)でMAツール導入の始め方を叫んできました!|株式会社イノベーション
にて紹介しております。
私は青森県出身なので、私の講演時に「青森県から来ている方~?」と勝手に挙手アンケート取ってみましたが0人でしたね。これは、我々の精進が足りないと反省しました。頑張ります。
このイベントではMAについて、各ツールベンダーから講演があったり、パネルディスカッションがありました。
本イベント通じて、私が「感じた」事なんですが、
そもそも、マーケティングとかMAとか以前の超基本的な活動すら
できていない(必要性を理解してないことも含めて)企業が多いんじゃないか?
ということです。
超基本的な活動と言っているのは
・顧客開拓のための活動目標(KPI)を設定したり
・見込み顧客資産(名刺とか)をデータにして一元化したり
・営業の活動数を把握したり
とかって、MAとかマーケティングとか以前の話なんですが、ちゃんとやってない
企業が多いんじゃないかっていうことです。
もちろん全ての参加者の方と話したわけではないですが、主催者と一部の参加者の方との
対話を通じた「感想」です。
危惧したのは、「超基本的な活動」ができていない企業にとって、
我々ベンダーの話す内容とかキラキラした事例が、逆に「諦め」につながらないだろうか、ということです。
MAとか最先端のテクノロジーやツールは、
・リテラシーの高い担当者やマネージャーが企業内にいること
・KPIやプロセスマネジメントできること
・オペレーションできる人材やリソースがあること
が前提で成り立っている気がします。
が、それに追いついていない、「超基本的な活動」すらできていない企業が多い。
米国のテクノロジーを輸入してハイテクなマーケティングの先端を引っ張ることも重要ですが、
このあたりを、草の根的に「底上げ」をするのも重要だなと改めて感じた次第です。
また何か思ったら書きます。
よろしくお願いします。