私の故郷の飲み物「タッコーラ」

宮村です。遅くなりましたが明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願いします。

今日は雪がすごかったですね。東京でこんなのは初めてかも。

 

さて、先週末にふるさと祭り東京に行ってまいりました。

行きたいなとここ数年思っていたのですが、なかなかきっかけがなく

今回は弟から招待券をもらったのがきっかけです。

 

ちなみに私の弟は青森県田子町でにんにく農家をしています。

みやむーのにんにく

はい。これ、弟です。

今回現地でも「本当のお兄さんですか?」と確認されましたが

本当の弟ですので皆様にんにくのご注文の際はよろしくお願いします。

なぜかふるさと祭りの現地には同じようなスキンヘッドがもう一人いて見間違えそうになりました。

田舎にはいかついスキンヘッドが多いですね。

 

ところで、タッコーラというシロモノをご存知の方はどれくらいいるでしょう?

飲み物です。

コーラです。

青森県田子町の作ったコーラです。

青森県田子町はにんにくが特産です。

なのでにんにく風味のコーラです。

タッコーラ

 

ハフィントンポストでも報じれられくらいの感じにはなっているみたいです。

 

ちなみに頭文字の「JATS!」=「ジャッツ!」というのは

青森県南部地方では、驚いたときに発する感嘆詞です。

おじいちゃんとかおばあちゃんとかが驚いたときにまず発する言葉が「ジャッツ!」なわけです。

例えば

孫:「おばあちゃん、今度帰省する時に彼女連れて帰るから楽しみにしててね」

祖母:「ジャッツ! 楽しみだなー」

みたいな感じです。実際はジャッツ!の後はとんでもない訛によって表現できない祝いの言葉なので優しい表現にしてみました。

ちなみにハフィントンポストでは

”商品名にも驚いた時に使う地元の方言「ジャッツ」という言葉を入れた。商品開発に関わった地元の人によると、「朝、目覚めてカーテンを開けたら雪がどっさり降っていたとき」に使う言葉”とのこと。確かに。けどちなみに青森では今日くらいの雪では「ジャッツ!」とは言いません。全然甘いです。小雪です。

 

で、私はこの飲み物は好きではありませんが、良く売れるようです。

今まで24万本売れたそうです。

ふるさと祭り東京でもメイン商品として売り出されていました。

で、ですね。

これがコーラのニンニク風味なんです。

 

ふるさと祭り東京では多くのブースで

ウニ丼

イクラ丼

カニ

牛肉

果物

スイーツ

等等 多くの物産が展示されていましたが、ニンニクとコーラを融合させるくらいのやつはこれくらいでしたね。売ってる人の目の前で買うのを明らかに迷っている人がいました。

すごくプロダクトアウト。

俺たちにはにんにくしかねぇんだ!っという強い意思を感じる。

ちなみに田子町では「にんにく× ?? 」で様々な商品があります。

 

にんにく味噌やにんにく醤油ならまだしも。

にんにく焼酎やにんにくソフトクリームもあります。

気になる方は是非田子町へ。

https://garlicenter.com/

 

 で、思ったのは「にんにく× ??」って条件が固定・限定されてると

逆にとんでもない発想が出てきたりするんだなと。

我が故郷の商品企画会議ではおそらく「にんにくの天然水」とか

「にんにくビール」みたいな企画が普通に出てくるんだと思います。

(知らないけど)

 

これは自分たちの強みが明確なんだと。

自分たちの強みを活かして戦うという戦略の本質がここにあったかと。

 

本当に地元の人も日本一のにんにくを作ってると誇りを持ってるから

ここまで圧倒的な謎のプロダクト作りができるんだなと思いました。

地元の人にも強みが浸透してる。

 

これからも強みを信じて「にんにく × ??」で圧倒的なプロダクトづくりを

期待してます。がんばれ田子町!