BtoB企業のデジタル化の壁

こんばんは。宮村です。

また今夜は雪のようですね。

 

デジタルトランスフォーメーションという言葉がよく使われるようになってますが、わざわざ「トランスフォーメーション」という長い横文字を使うのはIT業界の性でしょうか。デジタル化で良いと思うんですが。

 

ということで最近良く考えるデジタル化について。

 

デジタル化って

1:情報 (テキストや動画コンテンツ)

2:コミュニケーション (LINEやメール)

3:カネとかモノとか今のところ実体のあるもの (仮想通貨 とか IoTみたいな)

4:人の中の思考 (AIとか)

の順番で進んでいると思うんですよね。

今まさに3とか4が始まってる。

このあたりのデジタル化がテクノロジーによってすごいスピードで進んでいる。

 

で、これらのテクノロジーを使う人も増えているし増えるだろうから、企業としてもこれに対応していくことは最低限必要だとして、これを機会としてビジネスに取り込んでいこうってのがデジタルトランスフォーメーションだと思ってます。

 

BtoBでも多くの情報がデジタルになってきていて、検索すれば一通りの情報は集まるしメールやチャットも普及してきてコミュニケーションもどんどんデジタルになってきてる実感があります。

 

唯一、「音声・対話コミュニケーション」を除いて。

 

ビジネスって音声・対話のコミュニケーションって、すごく重要ですよね。MTGや電話、商談ってメールとかチャットでできないくらい複雑だったり、早いスピードでのやり取りが必要だから音声や対話になってるわけです。で、この重要なプロセスがデジタルになりきれてない。デジタルにしようと思ったら入力しないといけないけど、これが面倒くさい。特にマーケで考えると購買に近い商談とか電話の領域が未だ音声・対話なわけでここがデジタルになりきれてないです。購買=コンバージョンと考えると一番コンバージョンに近い重要な領域なのに非デジタル。もったいない。

 

入力が面倒って結構大きいと思っていて、もっと爽やかにデジタル化できるようになったら、BtoBでいろんな気付きがあるはずだと思っています。

文字にしてくれるだけでなくてデータもちゃんと構造化して整理してくれる。

商談録音して、商談終わったらSFAの商談履歴が入力終わってるイメージくらいに爽やかにデジタル化したい。(してほしい)

 

そこで話した内容って、データとして残していく価値は今後AIとかテキスト解析技術が発達したら更に上がっていくはず。

 

音声・対話コミュニケーションのデジタル化が進んで他の顧客接点のデータと統合して解析分析の対象にすることができるようになったら、SFA/CRM/MAの価値ってもっともっと上がっていくんだろうなと思います。

 

このあたりAIスピーカーとかが入ってきそうな領域だなと思いつつ、近い未来にはこの創造の斜め上を行くようなぶっ飛んだ何かが出てきてディスラプトしてくれることをちょっと楽しみにしてます。